「夢を生きる賞」の募集を開始します

「夢を生きる賞」は、家族の中で主に経済的責任を負っている女性に、教育、技能、雇用機会の向上に必要な資源を提供することで、その努力を支えるプログラムです。 

毎年、貧困、家庭内暴力、性的暴力、離婚、配偶者の死など、人生のさまざまな試練に遭遇しながらも、それを乗り越え、新たな人生を切り開こうとしている1000人以上の女性に、教育を支える資金として総額で150万ドル(約1億5000万円)以上が授与されています。「夢を生きる賞」の受賞者は、現金の賞金を、教育を受ける努力に関連した費用 (書籍代、保育費、交通費など)を賄うために使うことができます。

 

応募資格があるのは、家族の中で主に経済的責任を負っている点に加え、職業・技能訓練課程、専門学校、短期大学、大学の学部課程に在籍中、もしくは入学許可を得ており、経済的支援を必要としている女性です。また、国際ソロプチミストアメリカのメンバー国・地域に居住している必要があります。 

  

「夢を生きる」プログラムは、毎年実施され、3つのレベルからなっています。まず、各地域のソロプチミスト・クラブから始まります。クラブからの賞金額はクラブによってさまざまですが、クラブで賞を受けた応募者は、より大きな地域区分であるリジョン(28リジョンあります)の賞の選考対象になります。各リジョンは、リジョンの最優秀賞受賞者(1名)に5,000ドル(約50万円)を贈っています。大半のリジョンは、最優秀賞以外の賞として、数名に3,000ドル(約30万円)の賞金を授与しています。リジョンの最優秀賞受賞者は、連盟最優秀賞(3名)の選考対象となり、これに選ばれると10,000ドル(約100万円)の賞金を受け取ることができます。

1972年に「夢を生きる」プログラムが開始されて以来、総額3,000万ドル(約30億ドル)近くが、何万人もの女性たち が自分と家族のためにより良い生活を築くという夢を実現するのを助けるために贈られてきました。このプログラムは2007年、アメリカン・ソサエティー・オブ・アソシ エーション・エクゼキュティブの最優秀表彰「非営利団体はアメリカを前進させる」賞を受賞しました。